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E2733 - 郷土出版のたいまつを高く掲げて:「岡山文庫の世界」<報告>

カレントアウェアネス-E

No.487 2024.09.19

 

 E2733

郷土出版のたいまつを高く掲げて:「岡山文庫の世界」<報告>

岡山県立図書館・佐藤賢二(さとうけんじ)

 

  岡山県立図書館では、利用者の課題解決を目的に主題別6部門制(参考資料、人文科学資料、児童資料、社会科学資料、自然科学・産業資料、郷土資料)を採用し、各部門の特色を生かした図書館活用講座を定期的に開催している。本稿では、2024年6月22日に郷土資料部門が開催した活用講座「岡山文庫の世界」の概要について報告する。当日の講座の詳細は当館デジタルアーカイブ「デジタル岡山大百科」上の配信録画を参照されたい。

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E2732 - ブックスタートにおける「多言語対応絵本」の取組<報告>

カレントアウェアネス-E

No.487 2024.09.19

 

 E2732

ブックスタートにおける「多言語対応絵本」の取組<報告>

NPOブックスタート・安井真知子(やすいまちこ)

 

  「ブックスタート」は、0歳児健診などの機会に読みきかせの「体験」と「絵本」をセットでプレゼントする活動である。赤ちゃんの幸せを願い、行政と市民が協働する自治体の事業として全国各地で行われている。対象となるのは事業を行う自治体に生まれた「すべて」の赤ちゃんとその保護者で、外国人親子も含まれる。

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E2738 - シンポジウム「2024年能登半島地震・各地からの報告」<報告>

カレントアウェアネス-E

No.488 2024.10.03

 

 E2738

シンポジウム「2024年能登半島地震・各地からの報告」<報告>

神戸大学大学院人文学研究科/歴史資料ネットワーク・跡部史浩(あとべふみひろ)

 

  歴史資料ネットワーク(史料ネット)は1995年の阪神・淡路大震災の発生を受けて、関西に拠点を置く歴史学会が中心となって設立された、大規模災害時の資料保全活動を行うボランティア団体である(CA1743参照)。2024年8月4日、総会シンポジウム「2024年能登半島地震・各地からの報告」を開催した。史料ネットでは、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の被災地における博物館、資料館、関連団体からの報告によって、資料保全活動の現状や、活動の長期化も見据えた情報発信のあり方などについて議論を深めることを本シンポジウムの目的に設定した。当日は対面11人、オンライン約70人の参加があった。以下、各報告ならびに討論の概要を述べる。

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E2743 - デジタル化と歴史研究の未来―人文学・社会科学の協働<報告>

カレントアウェアネス-E

No.489 2024.10.17

 

 E2743

デジタル化と歴史研究の未来―人文学・社会科学の協働<報告>

東京大学史料編纂所・菊地智博(きくちちひろ)

 

  2024年9月7日、東京大学史料編纂所はシンポジウム「デジタル化と歴史研究の未来―人文学・社会科学の協働」をハイブリッド形式で開催した。科研費「日本近世史料学の再構築」(23K21964)の成果を基礎として、紙史料とデジタルデータとの有機的結合のもとに歴史情報を公開するあり方の考察から、デジタル化と歴史研究の未来を探ることを目的とするものである。対面・オンラインあわせて81人の参加者を得た。以下、その概要を紹介する。

  司会は立石了(東京大学史料編纂所)が務めた。まず杉本史子氏(東京大学名誉教授・東洋文庫研究員)から趣旨説明があり、続けて4人が報告を行った。

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E2748 - NCARシンポジウム003「美術館のアクセシビリティ」<報告>

カレントアウェアネス-E

No.490 2024.10.31

 

 E2748

NCARシンポジウム003「美術館のアクセシビリティ」<報告>

国立アートリサーチセンター・鈴木智香子(すずきちかこ)

 

  2024年9月23日、独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンター(NCAR;E2606 参照)は、NCARシンポジウム003「美術館のアクセシビリティ―共生社会に向けて、対話のある“合理的配慮”とは?」を、国立新美術館で開催した。本稿では、その内容を紹介する。

  片岡真実(NCARセンター長)からの開会挨拶の後、筆者(NCAR研究員)と伊東俊祐(NCAR客員研究員)が趣旨説明を行った。2024年3月に刊行した『ミュージアムの事例(ケース)から知る!学ぶ!合理的配慮のハンドブック』の内容に沿いながら、「対話のある合理的配慮」がどのように実現されるのか、前提となる考え方について説明した。

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